建築好きの名建築訪問、アラブ様式の装飾模様が美しいスペインバレンシアのセラーノスの塔
スペインのバレンシアには観光および出張でこれまで20回以上行っています。
いつ行っても雨があまり降らないので、日本のように川に水が流れているのを見たことがありません。
3年前に出張で3泊した時は、カラトラバが設計したとても美しい吊り橋Puenta del Grao近くのホテルに宿泊しました。
その際、早朝午前6時に起きてPuenta del Graoを起点にしてトゥリア川という水無し川を利用してできた公園を往復11kmほどを毎朝ランニングしていました。
バレンシアの午前6時は真っ暗で、さらに市が電気代を節約しているせいでとても暗く、暗視ゴーグルをして走っているような視界でした。
そのランニングコースの途中ででくわすのが、旧市街の正門であったセラーノスの塔という古い門です。
アラブ様式の装飾模様が全体に施された、とても美しいレンガ造りの門で、建築構造的にもなかなか見事な遺構です。
それまでは昼間の明るい時に見ていましたが、真っ暗な中ライトアップされた姿を見るとより一層美しさが際立ちます。
![セラーノスの塔、スペイン、バレンシア、トゥリア公園、出張、早朝ランニング](https://www.hckjx206.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/F1180F57-F940-4D78-AF44-6A20C31DFF88.jpeg)
![セラーノスの塔、スペイン、バレンシア、トゥリア公園、出張、早朝ランニング](https://www.hckjx206.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/63BCE6CC-66DD-494D-B4F9-31D0B3714474.jpeg)
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アラブ様式の装飾模様が美しい旧市街の正門
大昔からある遺構ですが、保存状態がとても良く、アラブ様式の装飾模様がライトアップに浮き上がって一層趣きを添えていました。
バレンシアはキリスト教とイスラム教の様式美が混交していて、いずれの建築遺構も他のヨーロッパ諸都市のものよりエキゾチックな感じがするので、見ていてより興味がそそられます。
セラーノスの塔もそんな建築遺構の一つです。
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