建築好きの名建築訪問⑩/富山の建築③

富山県美術館 アート&デザイン

前回紹介した高志の国文学館の後は富山県美術館に行きました。少々の距離なら歩いていくところですが、雨だし駅を挟んで反対側にあるのでまたバスを活用しました。だいたいの文化施設はバスを使えば廻れる距離内に収まっているのも富山の魅力です(高志の国文学館に関しては、以下の記事をご参照ください)。

富山県美術館、建築設計は内藤建築設計事務所です。勝手に感じた印象ですが、建物が巨大過ぎて外観はあまり良いとは思えない、特に巨大なパネルやポスターが建築に合っていなくてセンス悪いと感じました。

反対にディテールは感動的で唸ってしまいました。ここまで徹底するのかとプロフェッショナルの完成度の追求の凄さを感じました。

富山県美術館アート&デザイン
富山県美術館アート&デザイン、このロゴは良かったですが、他のパネルやポスターのデザインが嫌で写真はそれらを外して撮りました。
富山県美術館アート&デザイン
建物の外観、と隣接している大階段
富山県美術館アート&デザイン
この階段は建物の後ろに回り込んでいて、そこは外部展示スペースになっていました
富山県美術館アート&デザイン
庇の天井には県産の木材(恐らくスギ材)がふんだんに使われていて、内部のグッズ売り場の天井にまで繋がっています
富山県美術館アート&デザイン
他の文化施設でも見られましたが、県産の木材の使用がとても目立ちました、この天井の仕上げはお気に入りの一つです
富山県美術館アート&デザイン
建物内部の階段横の構造
富山県美術館アート&デザイン
デザインも構造も素敵です、暫しうっとりしました
富山県美術館アート&デザイン
建物内部のギャラリースペース用の分厚い引き戸
富山県美術館アート&デザイン
重た過ぎて一人では動かせません、それにしても緻密なディテールで完成させるのにどれくらいの日数とコストがかかったのか想像もできません!
富山県美術館アート&デザイン
大開口の透明な窓と外の景色、使われている椅子が建物のディテールと見事に調和しています

驚嘆すべきディテールへの拘り

凄まじく完成度が高くて非の打ち所がない素晴らしさでした👍

次回は道を挟んだ向かいにある富岩運河環水公園内にある天門橋とスターバックスの紹介です。

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