建築好きの名建築訪問、アルドロッシの建築
これまで出張で福岡に行く機会がよくあり、その際宿泊した多くのホテルのうち、アルドロッシが設計したイルパラッツォと門司港ホテルに泊まったことがあります。
両ホテルに泊まって共通に感じたことは、柱や窓が不必要なくらい大きくとても権威的であり、どこかファシズム建築と似通っているという点でした。
ローマとミラノのファシズム建築
イタリアにも出張に行く機会は多いのですが、イタリアで実際に見たことがあるファシズム建築は、ローマ近郊のエウルにあるフェンディ本社ビルとミラノの中央駅です。
両方ともとても巨大で権威的で、その規模とデザインの美しさに圧倒されます
そしてこのフェンディ本社ビルとよく似ていると思ったアルドロッシの作品が、モデナの墓地です
イタリアのファシズム建築には建築家の美意識が感じられる
現在でも活用され続けているイタリアのファシズム建築には、建築家の美意識と気概が色濃く反映されているように思えます。
権威主義の仕事は受けても魂までは売り渡さないと言っているかのように感じています。
アルドロッシもそんなファシズム建築の魅力に惹かれてその作風を自らの作品に引き継いだのではないでしょうか?
建築のことは何も知らないど素人の勝手な妄想でした!
コメントを残す