プロが注目するデザインアイテム照明編49/Mod.2109

astep Mod.2109 by Gino Sarfatti

プロが注目するAstep Mod.2109 by Gino Sarfatti

輸入照明十選からの紹介、前回はウォールランプ部門第5位のVV Cinquanta Twinを紹介しました。

今回はサスペンションランプ部門第8位のMod.2109を紹介します。

メーカーは前回と同じくデンマークのAstep、デザイナーはデザイナーであり起業家としても活躍したイタリアデザイン界の、巨匠Gino Sarfattiです。

1959年デザインの圧巻の多灯サスペンションランプ

黒の給電コードとスチールの枠、それと乳白のガラスのモノトーンカラーで構成されており、16灯タイプと24灯タイプがあります。

とてもエレガントでインパクトがあり、かつ構成はシンプルでシックです。

なんとこの照明が発表されたのは1959年、イタリアデザインの底力を感じます。2018年に復刻され、昨年のミラノサローネ/EUROLUCEにて展示されておりました。

展示会場で見た時はあまりの迫力に圧倒されましたが、のちにホームページをチェックして、高天井に吊っているイメージ写真を見て更に魅了されました。

astep Mod.2109 by Gino Sarfatti
Mod.2109、24灯タイプ、黒のガラス受けを下向きにしています
astep Mod.2109 by Gino Sarfatti
高天井から吊っているイメージ写真(Astepのホームページより)、16灯タイプです、このイメージ写真では黒のガラス受けは上にしています

コードがデザインの一部となったエレガントなサスペンションランプ

通常デザインを阻害する黒の給電コードをデザインの一部として活用し、エレガントで豪華にしたサスペンション照明です。

1959年発表とは思えない斬新さとデザイン性の高さで、今見ても新鮮で秀逸です。

こちらも日本で展開すれば好評を博すこと間違いなしです。

Astepを日本で展開する代理店の登場か待ち望まれます!

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