建築好きの名建築訪問30/伏見ビル

伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物

建築好きの名建築訪問、伏見ビル

昨日は国の登録有形文化財に指定されている大阪北浜の伏見ビルに行ってきました。

1923年竣工、当時としては珍しい三階建ての鉄筋コンクリート造り、設計は長田岩次郎、当初はホテルとして開業し、途中でテナントビルに切り替わって現在に至っています。

小さな建物ですが内外装とも趣きのある素晴らしい造りで、保存状態もとても良好です。

3階はギャラリーになっていて貸し出しも可能なので素敵なイベントを開催することができます。

伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
この建物のシンボル的存在の巨大な石の水盤
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
定期的に花を変えていて、それを見るのが楽しみです
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
この石、なんて種類なんでしょう、とてもマッシブでいつも目を奪われます
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
常に人通りの多い通りとは異なり、静かで落ち着いたエントランス
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
水盤の上の古いガラスの照明、おそらくオリジナルのまま?
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
エントランスの左右にシンメトリーに伸びた階段、どちらからでも同じフロアに達する構造
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
とても変わった形の湾曲した階段の手摺
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
二階から下を見下ろすとこんな感じ
伏見ビル、1923年竣工、国の登録有形文化財、歴史的建造物
二階フロアは各種テナントさん入っています

竣工後まもなく100年を迎える大正時代の名建築

竣工したのが関東大震災のあった1923年なので、まもなく竣工後100年を迎えようとしています。

末長く立ち続けていてほしい素敵な名建築です。

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